本ブログも、だんだん、「思い出話」的な内容になりつつありますが・・・
家族帯同で海外生活していると、
小学校高学年くらいから、「進学」について、悩むことが増えます。
今まで、あちこち転勤を繰り返し、
そのほとんどが英語圏だったのですが、我が家では、英語を無視して、
『日本語』を重視してきました。
(幼稚園、小学生の時代は、その方が大切だと判断したためです。)
『せっかく英語圏に暮らすのだから、現地校に通っているのだから、
しっかり英語ができるようになって』、と、
そう考えるのが一般的で、現地の生活になるべく早く
慣れるように、親も子も頑張るのものなのですが・・・
私の子育てのモットー『いつもご機嫌に!』が災いして(笑)
「英語を話すのが苦痛なら、必要な時だけでイイよ。君は日本人なのだから」と、
家庭では、日本語のみ。
現地校で、英語に苦労する時間を過ごして帰宅して、更に、英語だなんて・・・
と、考えたのです。
熱心な親や専門家が聞いたら、「甘やかしすぎでしょ?」みたいなやり方ですよね。
なので、色々と、辛い面に直面することもありました。
現地校の先生には、「英語力が足りない・・・」と、面談の度に指摘されていました。
もっと英語ができるようにしてあげればよかったかも・・・と、後悔することもありました。
帰国後、子供は、「帰国子女」であることを公言したがりませんでした。
中学で帰国する際に、「帰国子女枠」のある学校へ編入させたいと、
考える親が多いです。 今では、「TOP校」から、「誰でもOK校」まで
帰国子女受け入れ校は、増えました。 選ばなければ、多分、行き先に
困る事はないと。その点では、一般の高校受験と変わらないですよね。
そういう我が家も、「インターナショナルスクール」への編入を考えたこともあり、
1時間半かけて、親子3人で、校長先生面接を受けに出かけたりしました。
「受け入れ校」に近いところに住まいを・・・と考えたりもしました。
でも、本人の希望と、「地元公立中学、徒歩5分」という好条件に負けて、
結局は、「他校編入」を諦めました。 その頃は、悩みましたが、
今は、うちの子供には、これでよかったのだと、満足しています。
中学1年2学期からの転入ですが、家の隣にあった
(進学目的ではなさそうな)大手の塾に「数学」だけお願いし、
あとの科目は、(主要5科目以外も含め)通信教育のテキストを利用して、
定期テスト前に私が適宜フォローしました。
保健体育、家庭科、音楽等、なかなか一人では、テスト勉強が出来なかったようです。
このようにして、子供のスピードに合わせながら、学力アップを目指しました。
「近い・便利・無理しない」が、キーワードです。
子供は、どんどん日本での生活に慣れてきて、楽しそうに過ごして、
下校後や、休日に一緒に遊べる仲良しの友達もできました。
勉強する習慣は、なかなか身につかないようでしたが、
学校でのテストの成績は、右肩上がりでした。
そのうちに、「授業のフォロー専門?」の近所の塾に物足りなさを感じるようになり、
3年生になる春休みから、電車で通う、大手有名進学塾に移籍して、
家の中には、勉強するスペースも確保して、
本格的に受験勉強体勢に入るように環境を設定しました。
それまでは、「英語なんて、好きじゃない」と常に言っていた子供が、
急に英語を熱心に勉強し始めました。
どうやら、自分にとって「得点源になる科目」であると、認識できたようです。
そこは、一応「帰国子女」です、家では日本語だけだったとはいい、
一般中学生よりは、英語力があるようで、さっさと英検合格を果たし、
塾の模試では、好成績をあげるようになると、加速度がつきます。
こうなると、自らの意思で積極的に英語に取り組み始めます。
今では、高校で、「語学部」の部活をはじめて、更に英語に親しむように
なったようです。
帰国子女の知り合いの方たちは、それぞれの事情で、
それぞれの環境で、その子供に合った進学先を選んでいるようで、
我が家のように、一般受験で、高校進学する人もいるし、
中学卒業時期に合わせて家族のみ帰国して、
「帰国枠」で受験し、私立高校へ進学する人も多いです。
その子に合ったやり方で、せっかく身に付けた英語力を
生かせてあげられたら、それが、一番ですよね。
うちの子供は、高校受験時期になって、つまり、帰国後2年半後に
英語に目覚めました。 どうやら、大器晩成タイプのようです。
短期間でも、英語圏の現地校に通った経験をお持ちなら、
うちの子のように、「英語は好きじゃない」と言って拒絶していても、
いつの日か、「英語」を使いたくなる日が来る事でしょう。
そのときまで、少しずつ、無理しないで、家族は、見守っていきたいものです。
それぞれの人生を楽しんでほしいものです。
【日記の最新記事】

